①「授業中に先生の言ってることを理解する必要はない」
さすがに極論ですが、実際に僕が留学した初めの学期は、先生が言っていることがほぼ全くわかりませんでした。今でも覚えています。最初の学期にとったクラスが英語、アート入門、プログラミング入門、三角関数(数学)、そしてヨガのクラスでした。
英語の授業は、留学生向けのクラスではなく、普通に大学1年生が英語のペーパー、論文を書くための基礎になるクラスです。先生の授業中の説明はよく分かりませんでしたが、宿題は基本的に簡単な論文を書くことでした。
そして、何をどう書けばいいのかは宿題のプリントを何度も読み返せば分かりました。そして、一つ一つ必要な要件を満たすように文章を英語で書いていき、分からないところや文法で自信のないところはオフィスアワーに先生に質問にいくと丁寧に教えてくれました。
アート入門は、芸術の実技のクラスかと思い履修したところ、芸術の歴史のようなレクチャーメインのクラスで一番、泣きそうになったクラスでした。ただ、先生がいい人で、中間テストの前に何を勉強すればいいのか個人的に聞きにいったところ、結構細かく教えてくれて、そのおかげでテストでほぼ満点がとれました。
プログラミング入門と三角関数に関しては理論的に内容を理解できれば大丈夫だったので、授業の後でノートや教科書を復習してじっくり理解すればテストは問題なかったです。先生の言っていることが授業中に分からなくても、後からしっかり復習して、テスト前に先生に何をどう勉強すればいいのか聞きにいくと、結構助けてくれる先生が多いです。
②「これはきつい!」と思った授業は早めにWithdraw(キャンセル)
実は一番初めの学期、上記の5クラスだけではなく、物理の授業も履修したんです。でも、2回ほどクラスに行ってみて、課題が多そうで内容も難しそうだったので、履修を取りやめました。
アメリカの大学ではクラスをとりはじめて一定期間は、Withdrawといって、クラスから身を引くことができ、さらに返金してもらえるので、少しやってみてあまりにきつそうであれば、特に最初の学期は無理をせずにWithdrawしてしまうのが良いと思います。
2年目、3年目と慣れて来れば後から単位数は詰め込めます。ただし、留学生はフルタイムの学生としてのステータスを維持しないといけないので、「12単位以上は履修しなければならない」などの決まりがあるケースがあります。
そこはインターナショナル・ステューデント・オフィスに確認しましょう。こんな感じで僕の場合は18歳でアメリカ大学に留学して最初の学期は、何とか生き抜くことができました。慣れてくると勝手も分かってくると思うのですが、最初の数ヶ月は結構辛いと思うので、まずはこんな感じで中間テスト を乗り切ることを目標にするといいかもしれません。
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