他にもいくつか、留学1年目、2年目に良い成績をとるテクニックがありますので、紹介します。僕自身、高校を卒業して直ぐに18歳でアメリカの大学に留学し、4年間で卒業できましたが、2年間で約80単位、成績はすべてA(A+・A・A-)でした。
通った大学のレベルはカリフォルニア州の中では有名校でしたが、別に難関校ではありませんので超難関校に行っている人に対してはどのくらい応用されるかは知りませんが、基本的な部分は同じだと思います。
有名校といってもカリフォルニア自体の教育レベルがかなり高いので、本当に優秀な人は同じカリフォルニア大学のロサンゼルス校かバークレー校などに行くと思います。 ということで、まず重要なのは、
①簡単な授業をとる。
大学3年生になってくると、自分の専攻分野の授業がメインになってくるため、簡単なクラスばかりとるわけにもいかなくなります。特に1年生のうちは一般教養の科目が多いので、出来るだけ簡単なクラスをとることが重要です。
例えば、社会学や政治学などの文系科目を専攻している学生でも数学を1クラス取らなければならないというケースも多いはずです。そんなときは無理に微分積分などを取らずにAlgebra(数学の一種)などのクラスを取りましょう。
アメリカの大学での数学の基礎クラスは日本では中学・高校1年生で学習する内容(二次方程式など)が大部分を占めるので、復習くらいの気持ちで臨むことができます。先生が言っていることが聞き取れなくても、一度学んだことがある内容なので、テストなどはそれほど問題がないはずです。
また、どの科目でも特に100番台(1年生レベル)、200番台(2年生レベル) の一般教養科目では、一つの学期に同じ授業が幾つかのセクションでオファーされおり、各セクションで教えている先生も違います。
先生によって成績のつけ方もまちまちですので、出来るだけ成績のつけ方が甘い先生を狙うと良いでしょう。
②定期テストの攻略方法
アメリカの大学では割と1学期間に中間テスト2回、期末テスト1回で計3回のテストがあることが多いですが、中間1回、期末1回のクラスもあります。基本的に、先生達は毎学期同じような問題を出題しているので、取っているクラスを以前に同じ先生から取っていた友達を探して昔のテストをもらいましょう。
出題形式が同じ場合がほとんどですし、同じ問題を使いまわしていることもあります。以上の感じで1,2年目を乗り切れば、英語力も大分付いてきますし、3年目からは自分の専門分野をメインに学んでいくことになりますので、卒業までやっていけると思います。
|