さて、それでは日本人同士で固まらないためにはどうすればよいでしょうか?実際のところ、どうやってアメリカ人や他の国の人たちとコミュニケーションをとっていけばいいのか、初めは難しく感じるかもしれません。
まず、もっとも大切なのが絶対に日本人だけで固まらない、という意識を強く持つ、ということです。まず、ここがなくては始まりません。少しさみしく感じても、なぜ自分がわざわざ海外にきたのか、もう一度思い出してみましょう。
「英会話を上達させたい!」 という思いももちろんあると思いますが、それだけでなく、息苦しい日本の価値観から離れて、色んな文化、考え方の人に出会い、そして新しい自分を見つけたり、今まで気がつかなかったことに気づくためではなかったでしょうか?
でも、そうは言っても実際にどうやって友達を作っていけばいいのでしょうか?日本人以外の友達を作りやすい方法をいくつか紹介します。
①留学生と仲良くなる
他の国の留学生は結構仲良くなりやすいです。特に中国人や韓国人は最初は日本人と英語のレベルがあまり変わらないので、お互いにカタコトなので、逆に言っていることも聞き取りやすいです。
ただ、気をつけなければいけないのは、留学生ばかりとつるんでいると、留学生とは話せるけれどアメリカ人などの英語ネイティブと話す怖さが全くとれず、結局ネイティブスピーカーと話せるようにならないことです。
せっかくアメリカに来たのであれば、アメリカ人の文化の中でコミュニケーションをとってこそ、得られる発見がありますので、 英語を喋ること自体に慣れてきたら、留学生だけでなく、積極的にアメリカ人とも絡みましょう。
②日本人好きな人を探す
結構、日本好きなアメリカ人っているんです。そしてみんなオタク系のルックスです。僕も15年くらい前に大学に留学していたとき、知り合いの息子さんが日本のアニメの大ファンで、遊びにいくといつも犬夜叉とかナルトとかのDVDを見させられていました。
当時は僕が20歳で5つも歳が違ったので友達という感じでもなかったのですが、今では彼も成長した立派な大人になり、素晴らしい友人になりました。ちなみに彼はアニメからは卒業したので、もうアニメの話はしなくなりました。
そんなわけで、日本好きなアメリカ人はこちらが日本人だと分かると向こうから積極的に話しかけてくれる人が多いので、結構仲良くなりやすいです。
③教会に通う
アメリカにおけるキリスト教徒の発言力は年々弱まっていると言われていますが、それでもいまだに特にアメリカはキリスト教文化が根強いです。大学でもキャンパスクルセードなどのキリスト教系のサークルが活動しています。
こういったサークルや教会は誰でもウェルカムなので、毎週参加していると、イベントに参加したり、ボランティアに参加したりといった機会も多く、本場のアメリカ人と仲良くなれます。アメリカ人と仲良くなると、サンクスギビングやクリスマスで学校の寮が閉まっても、みんな家に泊めてくれますし、アメリカ人が祝っている祝日を一緒に楽しむことができます。
こうやって、普通のアメリカ人のように生活していけるようになると、英会話くらいは普通にできるようになってます。
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