KindleとはAmazonの提供する電子書籍サービスのことです。Kindleの電子書籍はKindle本と呼ばれ、専用の電子書籍リーダー端末もあります。専用の電子書籍リーダーがなくても、無料の専用アプリを入れることでPC、Android端末、iOS端末(iPhone、iPad、iPod touchなど)で読むことができます。
Kindle本の良いところは、場所をとらないこととその場ですぐに手に入ることです。洋書の配送は海外からだと2、3週間かかりますが、何週間もしてから届いた本というのは、読む気がなくなっていることも多いものです。
でも、Kindle本ならば一瞬でダウンロードできてすぐに読めます。また、辞書機能が入っていて、わからない単語を長押しして意味を表示させることができます。わざわざ辞書を引く必要がありません。さらに、真っ暗な部屋でも読むことができます。寝る前に読んでいても、電気を消すために体を起こす必要がありません。起きあがると目が覚めてしまいますから助かります。
一方、AudibleとはAmazonの提供するオーディオブック関連サービスです。Audibleは、プロのナレーターが本を朗読したオーディオブックなどを制作・配信している会社です。そのサービスも製品(オーディオブック)もAudibleと呼ばれるので、オーディオブックのことをAudible版と呼び分けることにします。
アメリカでは、本のオーディオ化(音声化)は一般的なことで、本を音声で聞く人はとても多いようです。そのため音声化されている本もたくさん出ています。日本でも最近、Audibleのサービスが始まりました。
Amazonのプライム会員は3か月、それ以外の人は1か月の無料トライアルの後、月1,500円で聴き放題というものです。でも英語の本はほとんどありません。英語の本をたくさん聴きたいならば、米国Audibleを利用する必要があります。
米国Audibleのサービス(2017年現在) には聴き放題のサービスはありません。米国Amazonの会員が米国Audibleに登録すると、1か月目は無料でAudible版が2本無料、その後は月14.98ドルでAudible版1本が無料というサービスをしています。
また会員はAudible版を正規料金より多少安い会員価格で購入できます。米国Audible版は、Android系端末、iOS系端末でAudibleの無料アプリをインストールして聞くことができます。米国Audible版専用というわけではなく、日本Audible版を聴く場合と同じアプリを使います。また、PCでも聴くことができます。
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