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とにかく聴き取ることに集中して外国語を学習しよう

さて、こうしてテキストの中で必要な部分をピックアップしたならば、実際に学習を始めましょう。これは学習というよりも、訓練といった方がいいかもしれません。要領はこうです。

 

1日1章を学習する

ほとんどのテキスト教材は、1日1章や1日1課を学習するようなしくみになっています。しかし1章や1課を一日かけて学習しても3日間その記憶を保持することは難しいです。ドイツの心理学者エビングハウスが提唱した記憶の忘却率というものがあり、エビングハウスは、自ら「子音・母音・子音」から成り立つ無意味な音節(rit,pek,tasなど)を記憶し、その再生率を調べました。

 

節約率とは一度記憶した内容を再び完全に記憶し直すまでに必要な時間(または回数)をどれくらい節約できたかを表す割合です。一回だけ記憶したものはすぐに忘れてしまうのですが、日をおいて何何度も同じものを記憶した場合は忘れる率が低くなるということです。つまり一日一課ずつ学習してもまったく復習をしない場合には、テキストを終了した時点で、前に学習したことをほとんど忘れている可能性が高いのです。

 

この忘却することを見越して、以下のような学習計画を立ててください。一日に三課をオーバーラップさせながら学習していきます。

 

第1日:第1章~2章 または、第1課から2課
第2日:第2章~3章 または、第2課から3課
第3日:第3章~4章 または、第3課から4課
第4日:第4章~5章 または、第4課から5課
第5日:第5章~6章 または、第5課から6課

 

このようにすすめていくと、第3章や3課は1日目から3日目まで3日間連続で学習することができます。第1章や3課は一日しかないということに疑問を持たれる方もいると思いますが、通常第1課から第3課くらいまではかなり簡単な内容のものであることが多いですので、学習時間が少なくなってもそれほど大きな問題にはならないでしょう。

 

ポイントは一つの課をひとつずつ確実に記憶にとどめようとしないことです。濁流の中を一気に駆け抜けていくようなイメージで1日に1章、または1課すすめてみてください。

 

1日1章や1課では物足りない場合は、一日3章、3課のように学習量を増やしましょう。そのときもオーバーラップさせる要領は同じです。これは言語学者クラッシェンの唱えたナチュラル・アプローチの中のインプット仮説に基づくもので、人間は現状のレベルよりもちょっと上のレベルのインプットがあったときに習得が最も進むというものです。

 

私の経験からも、実際に現状レベルよりも高いレベルでインプットを続けていると、後にもとの場所をふりかえるとすごく簡単に感じます。そのため、ちょっと上のレベルの負荷を与える意味で1日3章や3課をローリングですすめましょう。このペースで一課あたり10分とすると1日30分の学習時間になります。

 

そうは言っても、ある程度の絶対的学習量は必要であることは認識いただければと思います。この学習方法では、あくまでも聴く力を向上させるためのものです。これは基本テキストにたよらないで学習することになります。具体的にはテキストなしで音声内容が理解できるようになることが到着点です。

 

したがいまして、1章・1課毎の学習プロセスは以下のようになります。

 

1.テキストを見ないで音声教材を聴く
2.テキストを見て音声教材で聞き取れなかった単語・フレーズをチェックする
3.テキストを見ながら、チェックした箇所に意識を集中して音声教材を聴く
4.テキストを見ないでもう一度音声教材を聴き、戻って進める

 

このステップを繰り返すのですが、一度に完璧に聴き取れるようになるように何度も聴くことはしないようにしてください。一回で全部聴き取れるようにならなくても、あと2日つまりあと2回チャンスは残っていますので、それまでに聴き取れるようになればいいわけです。

 

しかもダイアログ(=会話文)の長さにもよりますが、3回目の学習では1度聞いただけで充分に内容が聴き取れるようになっているはずですので、思っているよりも負荷は高くありません。このようなペースで必要な部分をすべてこなしましょう。

 

一般的に課の数は30ほどですが、絞り込みをしていますので、毎日やれば約2週間ですべてを終了することができます。一回目を終了したら、残りの2週間でもう一度はじめから同じ要領で学習すれば旅行に行って現地の言葉を話せるようになります。この学習方法で特に気をつけていただきたいのが、「とにかく耳をすまして音声をよく聴いてください。」ということです。

 

あえてこの部分をポイントとしてあげたのは、ほとんどの人は音声教材から流れてくる音を純粋な音として捉えていないことと、テキストに書いてあるカタカナに惑わされてしまうからです。それはどういうことかを英語を例にあげてお話します。

 

英語に慣れていない人は往々にして流れてきた英語を日本語のカタカナに変換してそれを脳に認識させています。たとえば、Would you like a drink before dinner?という音声が流れてきたとします。

 

そうすると、慣れていない人はこの音声を以下のようにカタカナに置き換えます。

 

ウッドユーライクアドリンクビフォアディナー?その後で、これらをウッド/ユー/ライク/ア/ドリンク/ビフォア/ディナー?と音を分解し、さらにウッド=would、ユー=you、ライク=like、ア=a、ドリンク=drink、ビフォア=before、ディナー=dinnerと一つずつ英語に置き換えます。その後でWould you like=いかがですか?、A drink=飲み物、before=前に、dinner=夕食、と意味付けをしてはじめて、最後に「夕食の前にお飲物はいかがですか?」と言われたことを認識します。

 

ここういうプロセスを脳がたどっている場合、反応が非常に遅くなります。またプロセスが長い分だけ覚えなければならない記憶量も増えるので要領も悪いです。しかし英語は英語として独立した言語です。

 

英語しか話せない人は英語でこの文章の概念を脳にインプットしているわけですから、英語しか話せない人と同じような脳の動きをさせないと英語を話す人と同じスピードで認識することができません。

 

同じスピードで認識できないということは会話が成立しにくいということになります。ちょっとした会話を楽しみたいのであれば、覚えるべきことは

 

1.Would you like a drink before dinner?という言葉を英語音声でダイレクトに認識
2.認識した音声を「夕食の前にお飲物はいかがですか?」という概念に置き換える

 

2については、日本語訳を置き換えるという意味ではありません。このフレーズが使われるのは当然夕食の前、そしてレストランでウェイターがあなたに聞いてくるという場面をビジュアルに思い描くということです。この二点だけです。これを意識するとしないでは、上達のスピードがまったく違ってきます。

 

よく音楽をやっていて耳が良いといわれている人は語学の習得が速いといわれますが、それはある意味正しいと思います。耳が良い人といわれている人は素直に目の前(耳の前)にある音をその通りに認識することできるという習性を先天的にあるいは後天的に持っているということなのです。

 

この能力は訓練(あるいは意識を変革)することによって簡単に獲得できるものなので、あきらめないでまずは耳に響いてくる音声を日本語の偏見(=カタカナへの置き換え)なしで受け入れる努力をしてください。

 

これは努力しなくてもちょっと意識を変える、つまり日本語からくる偏見・バイアスをとることで簡単に獲得できますし、英語だけではなく他の言語を習得するときにも役立つ能力ですのでぜひこの機会にその要領をおぼえてみてください。

 

ところで「『日本語からくる偏見・バイアスをとりのぞく』とはどういうことか、どうすればいいのか。」という質問がここででてくるかと思います。日本語からくる偏見・バイアスをとりのぞくにはあなたの周囲に満ちている音を耳をすまして聴くことです。

 

たとえば、犬の鳴き声を聞いたときにそれを「ワン、ワン」とか「キャン、キャン」と簡単に思わないで、「はじめに咽喉を締め付けるような唸り声がちょっとあった後に、アとオの中間みたいな音が犬の口の中で響いてでてきて最後に咽喉の奥に声をしまいこむような余韻を残している」と認識する訓練をすることです。

 

さて、これは猫の声でも鶏の声でもいいし、物だけでなく電車の音、電車内の音などを利用してもかまいません。つまり人間が口から発する言語以外の音、たとえばくしゃみとかおならでもいいです。とにかく言語以外のものであればなんでも訓練の対象にできます。

 

街を歩いているときなど、思い出したときにやってみるだけであなたの外国語に対する音声認識能力は格段にあがります。

 

カタカナの取り扱い

旅行会話の場合には、かならずカタカナで読みが書いてあります。しかしそれはあくまでも日本語のカタカナにしかすぎません。Where is the bathroom?をホエアイズザバスルームと言ったところで、それは相手にとっては未知で意味不明な音の流れにしかすぎないのです。

 

このカタカナ英語はネイティブには許容範囲の場合がありますが、アジア諸国で英語がわかる人(つまりノンネイティブ)にはハードルが高すぎて、通じないということが起こります。そうではなく、ああなたがこれまでCDで聞いていたWhere is the bathroom?を聞えた通りに話せば必ず通じます。日本語へ置き換えをしてはいけません。

 

音声→概念と記憶していくようにしましょう。日本語の意味を覚えなくてもいいので、たくさん記憶できます。

 

聞き流し方法

さらに聴力を強化するために、これまで述べた集中した訓練のほかに聞き流しをおすすめします。よく語学教材に「聞き流すだけで英語ができるようになる!」とうたったものもありますが、私は聞き流すだけで語学ができるようになるというのは、ほぼ不可能だと思っています。

 

最も1000時間(一日一時間聞き流して約3年)くらいかければできるようになるのかもしれませんが、海外旅行に一ヵ月先に控えている方にとっては無意味です。とはいうものの、聞き流し自体の効果は否定していません。集中した訓練をするのと並行して副次的に聞き流しをするのは、非常に効果があると思います。

 

集中して訓練する1日1章、1日1課で学習するときは、1トラック単位でリピートをさせて、時にテキストで内容を確認しながら繰り返して聴くのに対して、聞き流し方法では全体をリピートするモードにして「テキストを見ない」で聞くということです。

 

この聞き流しモードは通勤・通学・散歩・家事・待ち合わせ時間など日常生活の中のあらゆる場面でできると思います。聞き流しモードではテキストを使いません。また、まだ自分が集中して聞いていない部分も含めて大丈夫です。とにかく、耳が空いている時間は手当たり次第に聞き流しに使いましょう。某教材のような直接的効果はありませんが、副次効果として集中して聴いた部分の記憶定着などに効果があります。

05.覚えるフレーズは絞ったほうがやりやすい

INDEX

07.旅行向けにちょっとだけ外国語を話すトレーニング方法


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