英作文はとにかく例文を暗唱すること。そして、環境問題やTPPなど何かテーマにして英文を書いて、ネイティブに見てもらう。英作文は人に直してもらわないと上手くならないので、英会話スクールに通いながら担当講師に添削してもらい、それを何度も読んで全部暗唱していく。それを繰り返していくと、自分の財産になるはずだ。
一方、書き捨てがあってもいいので、インターネットの英語チャットに参加したり、アマゾンに映画や本のレビューを書き込むのもいい。Facebookやtwitterでもいいので、練習した量を増やせば自然と上手くなるので、とにかく書くことだ。
また、自分の英作文力を確認する際には、TOEIC SW版というスピーキングとライティングテストが付いたテストを受けるのもいい。TOEICのスコアが900点あっても英語が全然できない人は少なくない。その点、このSWテストにはパソコンに向かって話す、電話で応対する、メールに返事を書くなどすべて含まれているので、信用できます。このテストを目標にして、半年に1回受けるのはどうだろう。
英単語については、挫折しない教材を選ぶことが大切だ。1冊ですべての英単語を網羅した教材を買いたい気持ちはわかるが、絶対途中で嫌になり挫折する。受験生も単語集を平均5冊買うというが、すべて覚えていれば、センター試験は全員満点のはずだ。
コツは、半分くらい知っている単語が掲載されているものを選ぶことだ。単語集を買ったら、3ヵ月間最低でも1日10分単語を覚える。朝は必ず単語集をかばんに入れて電車に乗ったら暗記する。
単語を覚えるときに、忘れがちなのが発音だ。日本人は目で単語を観て、意味を言えれば知っているということになっている。しかし、意味がわかる単語でも、発音を間違って覚えているものが多くある。発音記号を見ながら読む習慣をつけて、単語の発音を直していくこと。
お勧めの勉強法はスパイラル方式という方法だ。最初は、読書として例文を読んで楽しむだけで、覚えようとしないこと。2周目は、単語と意味を声に出して言ってみる。3周目で知っている単語と知らない単語を確認する。4周目で1つ目の意味だけを覚える。5周目で
2つ目の意味も覚える。6周目で例文を読む。7周目で細かい部分を読む。こうして10周目まで繰り返したら最終的に細かいところまで覚えていく。何周も同じ本を読むことで単語が記憶に定着しやすくなるのだ。
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